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特許法の論点まとめ2

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みなさん、こんにちわわんこ^^

今日は、特許法の論点から。

イマイチ出なそうな論点です^^

ここでは、某予備校の論証と
piroの論証の2つを載せます。
最初のが予備校で、
後者がpiroです。
みなさんはどちら派ですかね。
この元ネタ判例は、いろいろと面倒です、解釈が。
どの文言の解釈と理解すべきか、
どういう言葉遣いをすべきか、
2つの最判をどう位置づけるか 等、
かなり気を遣います。

● 発明の反復可能性 ●

問 反復可能性の低いものは「発明」(特許法(以下「法」)2条1項)
  にあたるか。「自然法則を利用した」(法2条1項)
  といえるためにはどの程度の反復可能性が
  必要となるか問題となる。

【そもそも】
  「自然法則を利用した」(法2条1項)
  といえるためには当業者がそれを
  反復実施することにより同一の結果を得られることが必要。
【そして】
  発明が再現されれば、確率が低くとも、
  発明の目的が達成可能。
【したがって】
  「自然法則を利用した」(法2条1項)
  といえるための反復可能性は、
  当業者においてそれの再現が可能であれば足り、
  その確率が高いことを要しない。

注 論証をみればわかるように、反復可能性が高くないと
  発明の目的が達成されない場合は、
  この論証の射程が及ばない。
  したがって、問題になっている技術思想の性質によって
  必要な反復可能性の程度が異なる。
  判例も植物の育種方法に限ってこの要件を挙げている。

ここからがpiroの論証です。
piroは2つ用意しています。
引用判例なので、どっちをベースにするかで
異なるからです。

問 【再現の確率が低い事の事実認定】。
  このような状況下で、本件発明は「発明」(法2条)と
  いえるか。「創作」された「技術」内容(法2条)の意
  義が問題となる。

  【そもそも】特許制度の趣旨。
( 【そこで】「創作」された「技術」内容(法2条)は
       その技術分野における通常の知識経験を
       持つ者であれば何人でもこれを反復実施して
       その目的とする技術効果を挙げることができる
       程度にまで具体化客観化されたものでなければ
       ならないと解する。 )

  【そこで】「創作」された「技術」内容(法2条)は、
       当業者がそれを反復実施することにより
       同一結果をえられるものであること、
       言い換えれば、反復可能性がを有するもので
       なければならないと解する。
  【本件事案に当てはめると】
       再現の確率は低いが当該発明の目的とする
       技術効果をあげることができるという事実の
       認定。
       そして、当該事実に対して、特許出願時に
       反復可能性があるというべきであるとの評価。


piroの論証その2
  問 【再現の確率が低い事の事実認定】。
  このような状況下で、本件発明は「発明」(法2条)と
  いえるか。「自然法則を利用した」(法2条)発明の
  意義が問題となる。

  【そもそも】特許制度の趣旨。
  【そこで】「自然法則を利用した」(法2条)発明である
       ためには、当業者がそれを反復実施することに
       より同一結果をえられるものであること、
       言い換えれば、反復可能性の
       あることが必要であると解する。
  【本件事案に当てはめると】
       まず、再現の確率は低いが当該発明の目的とする
       技術効果をあげることができるという事実の
       認定。
       そして、当該事実に対して、特許出願時に
       反復可能性があるというべきであるとの評価。



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